ビギナーにとって最大の障害は情報が多すぎることです。本来、学ぶべきことを学ばず、頭を使わずに、すぐに勝てる手法を探しまわっています。 チャートから市場参加者の心理を読み解く相場観。そして、小さな損切り幅でエントリーできるタイミングのスキル。このふたつのスキルがあれば、手法もインジも不要です。 このチャンネルでは、一生モノのスキルをシンプルに解説しています。
FX初心者の迷いを解消、投資心理
迷晴れボックス第104回、視聴者さんのトレードをテクニカルとメンタルの両面から深~く考察する代理学習シリーズ。
トリモルのモルさんのトレード
『思い通りのトレードが出来たが、今まで負け続けていたのでこのままでいいのか不安』
こんにちは。いつも動画やメルマガで勉強させて頂いている「トリモルのモル」と申します。
私は1年半ほど前にFXを始めて、負け続けて来ました。まぐれ勝ちで調子に乗った時もありましたが、今年の頭に転機と呼ぶ出来事がありました。
それは、妻と大ゲンカをしました。きっかけは私自身も忘れてしまう程の些細な事でしたが、その中で、今後の夫婦の在り方を話しました。妻にはFXをしている事は話していましたが、負け続けていてマイナス分は約90万ほどもありそれは隠していました。妻は私のお小遣い分だけで遊び程度でやっていると思っています。結果として言えば未だにマイナス分は話せていません。
それはさておき、その大ゲンカをきっかけに本気で「このままじゃダメだし、自分は何やってんだよ」と言う気持ちになりました。また、妻はFXに対して本気で取り組むのなら辞めなくてもいいとさえ言ってくれたのですが、自分のダメさ加減や隠しているマイナス分を考え、今年2020年中に結果が出なければ辞める事を自分で決意しました。
結果と言うのが何を指すのか、今までのマイナス分をチャラにするのか、月間で1円でもプラスになる事なのかは決定していませんが、分かっている事は、今までの値ごろ感やなんとなくのハイレバトレード一撃必殺的な事を考えている内はダメだと確信しました。
そこで、相場の本質や再現性のあるトレードを本気で考えて色々な方のブログややり方を見て考えて、最近では迷晴れさんの動画とブログが自分に合っていると思いトレードを実行してみました所、自分では考え得るナイスなトレードが出来たのです。しかし、そのトレードが今までの感覚トレードとどう違うのか、これで合っているのか、自分にまだまだ自信が無く本当にこれで上達するのかが疑問です。
結果だけ見たら勝ちトレードですが、多くの方が言われている「正しく勝つ」が出来たのか自分では分からないので、今回投稿としてみて迷晴れさんならどう考えるのか、自分には今何が足りていないのかを知りたいと思い、またそれを糧に正しく勝ちを積み重ねたいと思います。
FX歴は1年半、20年頭に転機があって値ごろ感トレードと決別、再現性あるトレードを目指している。今回のトレードを正しく勝てたのか考察してほしいとのご投稿。今、職場に気になる人がいるんだけど、真剣にアプローチすべき相手か教えてほしい…そんなところでしょうか。
現在値の解釈
AUDUSD 月足
月足では下落局面。今年に入ってからの下落は2008年の安値に対してサポートされて跳ね返ってきたと認識。今年の下落の起点となった2019年末まで戻ってきた局面。下落の起点且つ、2015.09でもサポートされているので、意味がある高値と言う事で0.70330にライン(青緑)を引いた。正確なレートでは無いですが、チャート上でここだろうと言う所にざっくりとライン引き。
AUDUSD 週足
月足で引いた水平線が効いている事を確認。このライン上でどうこうと言うよりは意味のあるラインである事の確認程度です。
急下落に対しての急上昇。直近では上昇の勢いがある中でもし止められるとしたらと言う視点で見ました。
上昇の勢いが強い為に1H程度のラインでは止まらず、月足週足での強いラインで無いと、押し目すら無く抜けていってしまう為、月足で引いたラインが多くの人に見られているかを確認する。
垂直線で引いた箇所で多く止められているので、効いている事を実感。ピンク丸印がヒゲで抜けたが、ヒゲ戻りな事の事実を確認。
月足と同様に長期で見たら下落局面、水平線以前(2019.03黄色四角)では下値が支えられて反転上昇しようかと言う場面から、下抜けしてしまった事から反転上昇する為に足場を作り直さなければ長期上昇トレンドには転換が難しいかなと言う感想を持った場面。
要するに結構重要な場面で売り買いの攻防や値が激しく動くかなと言うザックリとした認識ではありました。戦う場面を認識用。
デイトレなら月足・週足のラインは、月足・週足ロウソクが確定してからでないとレジサポの判断ができないのでざっくりでいい。しかしながら、ロウソク足確定までのプロセスのなかでトレードするなら事実確認は必要です。この辺りの考え方をしっかり押さえているのがわかります。
AUDUSD 日足
ここから実際にエントリーした箇所に印をつけていきます。特に押し目を付けずに来た直近上昇に対して2日前に陰線と先日に上ヒゲを付けて戻されて来た所。
日足レベルで押し目を付ける動きになるかと言う認識。
ロング目線では、長くて勢いのある上昇なので押し目が欲しい所、日足レベルで止まれば利確の一時的な押し目形成の動きがあるかもしれない。また、直近で月・週足レベルでの抵抗帯があるとすれば、この勢いのまま抜けるわけが無く、ショートを貯めたいと考えるかもしれない。
ショート目線では、下落転換を狙いたい。であれば、まずは直近の勢いが強い上昇が止まって欲しい所。転換してくれたら美味しいなとは思うが、そう簡単には行かない局面なので短期反転だけを取ろうと狙う場面。
ビギナーによくあるミスは水平線にも時間軸があることを知らずに、週足の水平線を1時間足が抜けたから…というトレードです。この点、モルさんは希望的観測をしておらず現在値の解釈が適切です。
トレードプラン
AUDUSD 4時間足
月週足までに引いたラインに対して1番天井を形成(左・垂直赤ライン)利確の下落を形成し、0.69127に引いた2本目の水平ラインまで下落。押し目買いを形成して2番天井にて上昇勢いが止まり(右・垂直赤ライン)
日足ではチョンチョンと上値ラインに対して短期叩いている程度に過ぎないが、4H足ではアゲ止まりと見て、1H足でのエントリーを決めました。
狙うべきは長期下落では無く、4Hでの一波を取る感覚でした。目標レートは4Hで形成した押し目までの下の水平線まででした。
ロジカルな背景の整理からの手堅いトレード。前回安値までなら高確率で売られるとボクも考えます。
AUDUSD 1時間足
4Hダブルトップでの2番天井からの下落を狙い、トレンドライン抜けを確認。ここでエントリーをしたかったが、朝の早い時間だったためエントリー出来ず、黒水平ライン(0.69874)でエントリー、目標ラインは下の青緑ライン4Hネックでした。
一旦、到達したものの、欲が出たのと、進行方向への利確はしたことが無かった為に利確出来ず。ライン際でもみ合った(赤四角)為に、損切ラインをもみ合いの直上に移動。ラインからの反発にて決済イグジット。
反省点
1.日足でロング・ショートの目線を考えましたが、それ以上のシナリオを考えられなかった。
4H以下では実際にどうやってトレードするかを考えましたが、週足以上での環境認識を生かす為のシナリオが日足を飛び越えてしまいました。
こう言う場面では、「日足の押し目」がどこまで押すのかと言うのを図る為にもフィボナッチ等を使うと良いのかもしれませんが、フィボナッチをどこに引けばいいのかが分かりませんでした。
このままではどこかでまたつまづくのでは、と言う漠然とした不安があります。
今回の上昇波の回転半径をイメージできないとどこまで利を延ばせそうかわかりません。波の軌道に連動した仮ネックラインをイメージできるようになるとこの問題は解消します。
2.利確ポイントを決めていたのに進行方向に対しての利確が出来ない。
利確ポイントを設置して寝てても勝手に利確と言うのが、トレードの実感が無いと思えてしまいました。
また、チャートを見ていると薄利決済をしてしまいそうなのですが、逆に利確ポイントを設置してしまうと、もうチャートを見ないと思ってしまうのです。
そうなると、本当に伸びるかどうかが分からず、もし急に反転をして損切などに掛かってしまったら結局今までのトレードと一緒なのでは無いのかと思うのです。
本当にそこまで伸びるかどうかは不確実なのである程度は見ていたいのです。
この利確ポイントのズラし、反発での決済。これが良いトレードなのかどうだったのか、今一つ自分の軸が定まっていません。
本音はもっと伸びるかも知れなかったと言うスケベ心もあるのですが、伸びる物はどこまでも追いたいと言うのはみんな同じなのだから、こっちの方向はいいのかも知れませんが。
決済についてはポジションを持つ前にプランしておくことです。そのなかには『逃げる』プランも含まれます。今回の撤退レートは適切ですが、そのときの思いつきなのか、予めのプランなのかは雲泥の差です。
まとめ
自分で今まとめてみてもある程度の理に適ったトレードだったかも知れませんが、今まで負け続けてきたせいでここまで良いトレードが出来たのが初めてだった事もあり正直嘘の様です。
また、今後これを続けて行う為に何をしたら自分のスキルが伸びていくのかは分かっていません。つまりは再現性が実感していないのです。
もう一回やれと言われて、仮に負けた時に正しい負け方をしたのかどうか反省出来るかが不安でたまらないのです。
同じ相場は二度と来ないと言われている様に、違う場面でも同じく考えを構築してやりたいと心から思っています。
迷晴れさんの動画にて言われていた「環境認識」「相場は2バウンドで打つ」「値動きの本質」を起きている間は常に考えているくらいで、本当にこれで成長出来るのかなと思ってしまっています。
あとはFT3にて1H足での直近高安値を抜けなかった時の「ラス押し安値戻り高値とその後の値動きを見続けました。
ウダウダとしていますが、今回のトレードは自分なりの改心のトレード(敢えての改心)だと思っています。ここから生まれ変わり冒頭で述べた背景を払拭し、妻にも自分にも幸せを掴み取り、再度迷晴れさんに胸を張ったトレードを再度投稿したいと思います。長文となりましたが、よろしくお願いします。
迷晴れ的考察
背景の整理
AUDUSD 週足
まず19年12月高値に引いたの緑ラインは適切といえます。
ここは20年1月~3月にかけての下降波の起点になっていて、ここまでレートが戻れば反発は必至でしょう、レジサポにサンドイッチされてもいて多くのトレーダーが注視するレートだと推測できます。
ただし、反転となると、ひと月くらいかかりそうなので、その辺の見立てができないと、緑レジからの売りと、上昇波の押し目買いの波に呑み込まれます。
AUDUSD 日足
マゼンダ・チャネルの上昇ペースで緑レジに到達、モルさんは縦破線右側でのトレードされました。
このマゼンダの波が見えてさえいれば、モルさんの先の見えないという不安はかなり解消されます。
上昇ペースが崩れて本格的に押し目をつける動きになるのは、マゼンダ・チャネルや日足sma21を割り、さらに、オレンジのネックラインを割ってからになります。
それまでネックラインより上の高値圏では、ブルベアのパワーバランスがどっちつかずになります。
今回、モルさんが引いたネックライン6月陽線終値は、このマゼンダ波のサイズからするとネックライン候補とはみません。
AUDUSD 4時間足
つまり、モルさんショートは最長でマゼンダ波のオレンジ・仮ネックラインまで見込めたというわけです。
モルさんが勝てても納得レベルが低いのは、トレードの入口はわかるが、出口の見当がつかないからではないでしょうか。
その原因は、マゼンダの波がこれからどうなるか、その反転イメージや上昇継続イメージがつかないからでしょう。
このマゼンダの波が緑ラインで転換するなら、ネックラインはどの辺りにできるでしょう?
仮ネックを基準にできるようになると、今抱える不安を払しょくできると思います。
環境認識(背景の整理)だけで勝てた理由
このトレードは背景の整理(環境認識)だけで勝てました。
背景を整理して適切な節目で待ち構えて、上げ止まりのサインとしてMトップ確認後にショート、直近安値でアウト(ここで少し利確を悩んだとあります)
名づけるなら『節目逆張り反応取り手法』。
目的はあくまで反応取りになるので、直近高安で利確、その先へ伸びようが止まろうが関係なしの短期決済前提勝負です。
これでも、直近高安まで利幅のある時間足を使えば、そこそこの値幅(今回は50ピプス程)を狙えるでしょう。
カップ&ハンドルという手法があって、これが今回のトレードと本質的に似ています。
強く意識される節目までレートが戻ると、利食いや逆張りといったアクションが起こるので、そこを狙って逆張りで少し抜く手法です。
どの時間足、どういう強さを持つ『節目』で勝率が高いのかを検証してルール化すれば手法レベルの『再現性』を持たせることも可能でしょう。
「迷晴れさんの動画にて言われていた「環境認識」「相場は2バウンドで打つ」「値動きの本質」を起きている間は常に考えているくらいで、本当にこれで成長出来るのかなと思ってしまっています。」
今回のトレードの勝因は背景の整理で適切な節目を発見できたことにあるので、使いどころは限定されますが、これだけでも欲をかかなければ勝てます。
相場の値動きは、
サポートからレジスタンス、抜ければ、レジサポ転換して次のレジスタンス。
レジスタンスからサポート、抜ければ、サポレジ転換して次のサポート。
基本的にサポとレジの間を動いてるだけなので、背景を整理して重要な節目を発見できるって凄いアドバンテージなんです。
まずは、背景を整理できるレベルになった自分を褒めてあげてください。
相場は波と節目でできてる。
さて、今回のトレードは節目際で反応取りの逆張りをするというものです。
青サポの反応を使って直近高値までロング、赤レジの反応を使って直近安値までショート。
これが今回のトレードですが、これだと、青サポから赤レジまでの広大なトレーディング・レンジの動きを全て捨てないといけません。
たい焼きを買って、頭の先っぽと、尾っぽの先っぽだけ食べて、あとは誰かにあげちゃうようなもんです。
なぜこうなっちゃうのか、それは相場は波と節目でできているにも関わらず、今回のトレードに『波』のイメージがないからです。
ひとつめの反省点は、どこまで押すかというイメージ。
ふたつめの反省点は、どこまで延びるか利確ポイントのイメージ。
これら2つの反省点の本質は波の把握ができないことです。
今回のトレードは節目の判断さえ適切なら、波が全く読めなくてもできてしまうトレードなんです。
勝てたのにイマイチ腑に落ちない、片手落ちな感が強いのは、相場を構成する2大要素のひとつ『波』の把握が抜けてるからではないでしょうか?
がっつりアンコを食べたいなら『波』のイメージが必要だし、トレーダーは自分がイメージできる波にしか安全に乗れません。
波をあきらめて、波うち際(赤青〇)で潮干狩りだけするのは間違ってはないですが、トレーディングレンジのなかの波に乗る、青太〇押し目買いや、赤太〇トレンド転換のトレードは難しいです。
エントリーと利確のポイントは2つしかない。
そこで、今から『波』について研究をされるだろうモルさんに考え方のヒントをお伝えします。
エントリーポイントと利確ポイントについて、玉石混合な情報が飛び交ってますが、
ボクはエントリーと利確ポイントは超単純化すると2つづつしか存在しないと考えてます、それ以外は、相対する側の横やりを考慮したオプション的なものでしかありません。
相場の波はすべてN波動。
この前提に立つなら、利確ポイントは2か所だけです。
N波動の片波をそれぞれLEG1とLEG2とすると、利確ポイント1はそれぞれのLEG高値、それぞれのLEG波動の終焉になります。
N波動を下から上までスイングでとるなら、半値押しを覚悟したうえで、LEG2高値のN値が利確ポイントです。
ただ、逆N側の抵抗が想定できるなら、Mトップになるのを見越した高値が利確ポイント2です。
LEG1高値に強いレジスタンスがあるなら、LEG2安値でロングしてもLEG1高値で利確すべきなのがわかります。
高値を切下げたらそうするとか…そいう細かいことを抜きにすれば、利確すべきポイントは2か所だけです。
エントリー・ポイントについても押し目買い・戻り売りと高安値ブレイク・アウトの2つだけです。
ブレイクアウトならLEG2途中乗りになるので、LEG2高値(N値)までの値幅がなければできません。
相対する目線である、売り手目線からみれば、高値ブレイクの失敗=Mトップ戻り売り(今回のトレードがコレ)の成功、押し目買い失敗=安値ブレイクの成功です。
いづれも失敗に関わる人数や資金量が多いほど、大量のロスカット注文でモメンタムが強まります。
AUDUSD 1時間足
チャートからLEG1+LEG2のN波動がわかります。
このN波動は先週陽線61.8%押し目=仮ネックラインで下げ止まりました。
その後、このネックライン上にマゼンダ上昇波の天井圏がつくられてます。
緑レジスタンスから最大に狙える安値はマゼンダ波ネックライン候補②までのLEG1終焉。
あるいは、LEG1+LEG2のスイングを狙うかですが、LEG2が仮ネックを割るとは考えにくいので、LEG1安値②でアウトして、もう一回、LEG2高値③から戻り売りして仮ネックまでとるのが適当でしょう。
さて、モルさんがアウトしたミニネック上の小さなモミですが、これなLEG1を構成するさらに小さな波の戻りであってLEG1は継続してました。
もちろん、このミニネックで反転する未来もありましたが、緑レジの強さで仮ネックまで落ちる可能性も十分ありました。ミニネックで半決済して、残りをLEG1終焉まで保有してもよかったですね。
今日のまとめ
人は知らないことを怖れます。
ビギナーにとってチャートは、底の見えない川の水面のようなものです。
この恐れが正常な判断を妨げる諸悪の根源で、恐れが最大化した感情が怒りです。
この先どうなるか見当がつかない人ほど、恐れという感情に振り回されていまくいきません。
今回のテーマである波と節目の把握から、未来を知ればいいんです、未来を知れば恐れは消えます。
未来を知るといっても、100%わかるとか、100%わからないというような両極端なものではありません。
世の中、白黒思考な物言いが多いですが、たいての物事はグラデーションです。
もし未来が100%わからないものなら、怖くて自動車の運転なんてできませんよね。
道路交通法という秩序があって、万が一のときは自動車の安全装置が身を守ってくれるからは100%安全ではなくとも運転できるわけです。
値動きにも秩序があります。
値動きの秩序を前提とした未来予測、このレベルの運転技術があればいいだけだし、万が一のときには『損切り』というクラッシャブルゾーンがあることで身を守れます。
トレードや車の運転が危険なのではなく、自分が秩序を知らない、シートベルトをしめないことが危険なだけです。
値動きの秩序を前提とした未来予測を強化するポイントは3つあります。
1.機会(チャンス)との遭遇
今、どんな機会(チャンス)に遭遇しているのかを知る。
2.強み(優位性)の担保
今、どんな強み(優位性)を担保できるかを知る。
3.脅威(リスク)の限定
今、どんな脅威(リスク)があって、どう回避できるかを知る。
今回のトレードなら、
機会(チャンス)との遭遇とは、週足レベルの強い節目にレートが戻ってきた。
強み(優位性)の担保とは、4時間足レベルのWトップを確認できた。
脅威(リスク)の限定とは、マゼンダ波上昇中なので直近安値半決済。
このようなロジカルな考えあってのトレードなら、勝てた理由も明確なので真の会心のトレードになったと思います。
相場では全く同じ値動きは二度と起こりませんが、似たような値動きなら日々起こってます。
夏の終わりに台風のように、通るコースは毎回違いますが、気圧配置に左右される台風の本質は同じです。
人は感情で動く生き物なので、感情で動くほうが気分がいいんです。
ただ、トレードはロジカルでないと再現できません。
理(ことわり)を以て行動するほうが、感情で動くより、チョー気持ちいい人間になるまで、正しい理を繰り返すしかないです。